悪質な保険募集による契約の取り消し!外貨建保険①

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悪質セールスレディの外貨建保険販売、契約の取り消しへ

ご相談をお受けしていたお客様より

外貨建終身保険(月払)の契約の取り消しができました!

というご連絡をいただきました。
3か月ほどかかり、無事に解決できました。
「契約の取り消し」というのは、不祥事故の中でも極めて大きいものです。
保険会社側がそれを認めるというのはなかなかありません。
今回、それを認めたという事例です。
過去、私がある意味バックアップ(無償)した保険契約(変額保険、外貨建保険)の取り消し申請は契約者側の全勝です。

※当ブログよりアドバイスの依頼を受けても原則お引き受けいたしません。予めご了承ください。

多くは書きませんが、レベルが低すぎな保険募集人が多すぎではないのか!?

今回の件

当該保険募集人が行っていたと推察できる数々の保険業法違反
当該保険募集人の特定保険契約商品に関する明らかな法令違反
事実確認時の当該保険募集人が行った嘘のオンパレードによる自己保身
当該保険募集人の上司にあたる者の契約者に対する非礼な態度と侮辱行為

【準備はしっかりとしていきましょう】
彼らが行った数々のデタラメを「表」「文章」等にまとめ、最終的に金融庁へ提出できるように準備をしていきました。

まず行ったこと

①保険会社のカスタマーセンターへの連絡
②当該保険募集人の上司にあたる者との面談
③国民生活センターへの連絡
④金融ADRへの連絡

当該保険会社の「コンプライアンス」に対する姿勢がわかったのですが、正直言って

仏作って魂まったく入れず

大企業病

どこを向いて、何を仕事としているのか

がわかりすぎるほどわかりました。
際立ったのは、当該保険募集人とその上司にあたる者のコンプライアンス意識です。
ハッキリ言って低すぎるほど低かったです。
保険業法を理解していないのではないかというレベルでした。

まず、上記①と②は保険会社側への連絡ですが、それはそれはとてもまともではない対応がされていました。
詳細は控えますが、職業人としても社会人としても恥ずかしいほどの幼稚ぶりでした。(お客様の話より)

当該保険会社が公式HPで行っている「お客様への宣言(フィデューシャリー・デューティー)」とは、宇宙ほどかけ離れていました。
①と②の対応のひどさが、お客様をご立腹させ、それを聞かされた私をもある意味本気モードにさせてしまいました。

彼らは、「保険を扱う」仕事には到底向いていないでしょうね。
きっと
数字が命
という仕事をしているだけなのでしょう。

ここからは、知識と経験のぶつかり合いとでも言いますか、プロフェッショナルと偽プロフェッショナルとの闘いになったと喩えてもいいでしょう。

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