保険代理店「独身狙い」のヒドすぎる実態

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今回のタイトル
現代ビジネス『金融庁が問題視! 銀行「老人狙い」のヒドすぎる詐欺
がありましたので、それと同じようにしました。

以前にも書きました。
高齢者だけでない!現役世代も簡単に騙される!!』(2016.5.15)
そこでの内容を改めて記します。

注意喚起情報

あなたやあなたの会社(仕事)は人を騙すことで儲けようとしていますか?

マネーセミナー業者が投資信託や確定拠出年金をすすめない理由は明らかです。
”手数料”です。
自分たちの”カネ””儲け”のためです。

いえ、きちんと言っておきます。
以前から言っていますが、保険代理店が保険商品を販売することで手数料を得ることは悪くありません。
そこを否定しているのではありません。

否定しているのは、明らかにお客様にとって不利益な商品をすすめる行為、それにより自分たちが利益を得るための販売行為は「人」としても「保険募集人」としても「FP」としてもしてはいけない行為だと言っているのです。
職業倫理の問題です。
立場代わって自分が他業種の悪徳業者に営業(カモに)されたら嫌ですよね?

欠陥住宅を売られたいですか?
食品偽装されたいですか?
不当に高い価格で買わされたいですか?
間違った医療行為をされたいですか?

それと同じことなんです。

変額保険はその解約返戻金(投資結果の時価にあたります)は最低保証されていません。
お客様の自己責任とされています。(保険募集人の責任ではありません)
積立投資ということは、解約返戻金をふやすことが目的になります。
変額保険契約は、払込期間が長期になればなるほど「解約返戻金ゼロ」(完全掛け捨て状態)からスタートします。
契約したとたんに、あなたの投資したお金がなくなるんですよ。
こういう商品を”投資”という保険募集人は”普通”ではないです。

金融の世界は皆さんが思っている以上にかなり冷徹です。
人一倍稼ぎたい販売業者は、顧客を騙さないと儲からないようになってきています。
騙すことでしか利益を得ることができないようになってきています。
特に、

母体の大きい業者(会社、団体)は固定費が高い。

固定費を得るために利益は必要になる。
セミナー集客の広告費は莫大なコストになる。
セミナーはかなりコストがかかるような会場で行っている。

結果、利益を得るには”正直”な姿勢では難しい。

じゃあ、騙そう。

主なターゲットは、お金と将来への不安意識を持っている「独身女性」

ニコニコ顔で
したり顔で

あしゅら男爵(マジンガーZ)

先生(講師)という立場で
FP(ファイナンシャルプランナー)という立場で
保険会社から教えられた台本(ストーリー)を丸暗記して
今日もどこかで行われている保険代理店によるマネーセミナー(マネースクール)

しかし、その実態は、本当の名前は
「変額有期保険販売セミナー」
です。
主なターゲットは「女性」、なかでも「独身女性」です。
結婚詐欺と似たイメージです。

【関連記事】
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冒頭の現代ビジネスの記事は、このような言葉で締めくくられていました。

このような事例が他にもないか、金融庁は実態調査をおこない、その是正こそ勧告すべきである。


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