元本保証、確定年利回り1%で退職金運用

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現在、元本保証で年利回り1%以上の金融商品

以前、当ブログでも紹介しました『現在、元本保証で年利回り1%以上』、先日この商品をご案内させていただいている、あるお客様からお電話をいただきました。

「現在の資産の状況は?」
私はお答えいたしました。
当初のご計画通りですと。
お預かりしたときの金額と現在の金額の状況。
もちろんプラスです。

当初の計画とは、資産をお預かりして「3年」で元本割れはなくなり、その後、毎年約1%以上の”確定利回り”で資産は増加していくというものです。(配当付商品でもあります)
もうずっとです。
うらやましいと思われますか?

このご契約、約5年前にお預かりしたものです。
つまり、すでに毎年約1%以上の確定利回りで運用されています。
こちらのお客様、当時のご年齢は60歳を超えておられました。
私とお客様との出会いは、お子様(保険のお客様)からのご紹介でお父様の『退職金運用』相談でした。

前回にも書きましたが、もう一度・・・

その商品の現在の状況です。
契約当初は元本割れをしていた商品ですが、すでに元本回復(一時払保険料を解約返戻金が上回っている状況)し、現在、年平均利回り1%以上で運用されています。もう解約されるまでずっとです。この商品は配当付でもあります。(契約年齢で上下に誤差あり)
これが日本人が資産形成をしていくためにすべきもの【堅実・確実なもの】での運用商品のひとつであり。某商品のいまの状況です。これは『保険商品』です。
しかもほんの数年前(リーマン・ショック以降)に契約された商品です。
保険商品ですので、利息に対して税金が毎年源泉徴収されることもありません。どこかの誰かさんたちが保険商品での貯蓄はダメとか言っていますが、この現状も否定するのでしょうか?
事実上、このように”確実に”毎年利益を生んでくれる商品があるのです。
もちろん、大きくふえることはありませんが、1円もへることはありません。

退職金を下手な運用で減らさないようにしましょう

退職金。
自分の人生の大半をかけて過ごしてきたお勤め先から「最後にもらうことになる収入」です。
何十年という、その方の一度しかない人生の歴史の上にある資金です。

この退職金をそのような重みのある資金だと理解していない金融機関は多いです。
銀行?
証券会社?
皆、販売手数料ノルマのことしか考えていません。
彼ら彼女らの仕事に対する、お客様のお金に対する思いや使命を知りたいぐらいです。
残念ながら、ほとんどの人は”大金融機関病”に侵されてしまっているのでしょう。
皆さんは、へなちょこな業者によって大切な資産を失わないようにしないといけません。

また、強欲になってもいけません。
あなたが得た退職金はあなたの人生を賭けた会社で得たものです。
身の丈に合ったものだと思うことです。
それを仮に「少ない」と思って、資産運用しようとしてもなかなかうまくいくものではありません。
あなたは資産運用の世界では”新入社員”レベルかもしれません。
金融機関側からは悲しいかな、「カモ」と見られています。
同時に、詐欺師に狙われます。

しかし、自分が生活をしていく我が家の家計経営については”ベテラン”レベルのはずです。
そこを理解するべきです。
つまり、退職後のキャッシュフロー表の作成です。
今後の家計がどうかをシミュレーションするのです。
本当にリスクをとって資産運用をしないと生活ができなくなってしまうのかどうか。

金融商品の販売手数料の前にキャッシュフロー表作成費用を払おう

「お金に働いてもらおう」はほとんど詐欺トーク?

私もFP資格を保有しています。もう17年ほどになります。
FPという資格は、ハッキリ言ってその実力を信用・信頼できるほどの資格とは言えないかもしれませんね。
いまでは単なる資格ビジネスになってしまっています。

「お金」に関することがそのメインになるFP資格。
「お金」に関することはカタチがありません。
と同時に、”これが正解”というただひとつの答えというのもありません。
「お金」に関することは、人それぞれの、それぞれの家庭の、様々な事情で「その目的や必要性等」が違ってくるからです。

たとえば、実務経験もない人が誰かが書いたテキスト(本)や同業者のブログ等の内容を自分の言葉にして新たにブログ等で発信していたりします。
その内容が正しいかどうかを自分自身で検証もせずに。
また、実務経験をしたわけでもなく、多くの人の実体験に基づくものでもなく。
ネットワークビジネスにある口コミ(CM活動)みたいなものですね。

情報の拡散です。
拡散されているもののひとつに、「お金に働いてもらおう」という言葉があります。
リスクのある商品に投資をして、運用益を得て今よりもお金をふやそうというものです。
1000万円投資して1200万円、1500万円、2000万円にしましょう、という話です。

私は、この言葉を使うFPは、詐欺師と同じレベルだと思っています。
やり方として、まずバラ色の未来がやってくるかのようなイメージを持たせます。
次に投資をしないほうが損だと思わせます。
投資をするリスクは「分散すれば軽減されます」「長期になれば軽減されます」、こればっかりです。
つまり、誰でもできると思いこませています。
これが本当なら、これまでの歴史も、誰も彼も、どこの国々もお金で苦労なんてしませんよね。
甘すぎです。

上記の
”「お金」に関することは、人それぞれの、それぞれの家庭の、様々な事情で「その目的や必要性等」が違ってくる”
というようなことは全く除外されています。
「お金に働いてもらおう」と言うFPは、自分でそれを実践・経験(分散投資、長期投資)し、その結果を披露し、それをベースに投資助言業をすれば良いと思います。

市井の人たちを自分たちの仕事のための”実験台”にするべきではありません。

退職金をはじめとしたあなたの歴史ある資産を「甘い話」「うまい話」「詐欺話」で失わないようにしましょう。

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