マネースクール業者の変額保険説明の間違い⑫

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指摘項目⑫「手法がどうであれ」について

「こわい」
という言葉が適切です。
そもそも著者は「保険募集人」として適正があるのか疑わしいことが、著書の後半に書かれていました。

本当の金融アドバイザーは顧客に与えた成果がすべてです。手法がどうであれ、お客さんのお金をふやすことが最大の使命であり責任だと思います。面白おかしく論評することが仕事ではありません。


>手法がどうであれ
とうとう本心がでてしまったようです。
手法がどうであれということは、「ルール無視」「詐欺的行為」でも良いという考え方だと解釈できます。

これについて某保険会社の見解はと言いますと、

変額保険に限らず、すべての保険商品には販売時に守らなければならないルールがございます。

当然の回答です。

こわいです。
このような考え方の保険募集人が本当にいたんですね。

実は、それを裏付ける行為があったのを知っています。

毎月積立投信は”10万円”からでないとできないという顧客無視

お客様「え?10万円からしかできないんですか?」
次の言葉は、某金融商品仲介業者(保険代理店)がお客様に言った言葉だそうです。

投資信託は10万円からしかできません!
毎月積立の投資信託は10万円からになります!!
銘柄もお客様が選ぶのではありません。プロの私たちが選びました!!!


ここまできたらウソを通り越して、金商法違反でしょう。
(驚きというよりも、ある意味犯罪の匂いまでしてきます。こわいです。)
そのお客様、場(その会社)の雰囲気に呑まれていったんは投信(毎月10万円の積立投資)の申込書を書いたそうです。
しかし、帰宅後よくよく考えたら「そんなはずない!」「20代や30代でそんな金額を普通にだせる人がいるわけない!」と、電話をしてキャンセルされたそうです。
キャンセルしてもらえなかったらどうしようと思ったそうですが、それは問題なかったようです。

呆れます。
平気でウソをつくんですね。

私が皆さんに言っています。
悪徳業者は平気で普通の大人をカモにする。
悪徳業者は必死にウソをつく。ウソをつくのが仕事になっている。
このまんまです。
もう提携証券会社、財務局等に苦情を訴えないといけないレベルです。

続々と聞こえてきます。
大阪の金融商品仲介業者・保険代理店のめちゃぶり。
お客様自身が動かないと被害者が増えるばかりです。

本当に弁護士さんの出番なんですけど。
被害者(特に、独身の女性)が多すぎ!
被害額(特に、変額の保険料累計と解約返戻金の差額)も大きすぎ!

大丈夫か?この業界。

お客様に対して平気でウソをつく会社って、皆さんの業界でありますか?
許されるの?
ドラマの世界ですね。
悪いわ~
ホンマ悪いわ~

行政処分を受ける業者はウソの投資勧誘を平気で行っている

上記の投信の話は実話であり、某金融商品仲介業者(保険代理店)は著者の会社です。
著者の会社でセミナーを受け、個別相談されたお客様が実際に体験された話で、弊社セミナー参加後の個別相談で弊社FPにお話されたものです。
こちらのお客様、向学のために弊社セミナー(弊社セミナーのタイトルや内容に興味があったとのこと)と個別相談をお受けになられたとのことでしたが、「業界に対しての不信感」は相当なものでした。
恐れていたことですが、このような業者のおかげで一緒にされてしまっています。
残念ではありますが、相当な膿がたまっているのは事実です。(社会問題化するとものすごいインパクトとなるでしょう)

このような場合、お客様自身、販売業者が所属している証券会社や財務局(金融庁)に事実確認を行うのと苦情を言わなければなりません。
しかし、そのような(法令面での)知識もなく、(業者が所属している証券会社や保険会社に確認や苦情を言う)行動も起こさない人が多いので、毎月毎月被害者や被害額が増大していっています。
ここは日本人の悪いところがでていますね。(横並び意識)

それにしても驚愕すべきは、この出来事(ウソをついて勧誘する行為)は著者の会社が投信の件で行政処分を受けた直後に行われていた、さらに日常的に行われている可能性があるということです。
もうこわいですね。普通ではありません。

このようなデタラメを行っているのは、著書を読んで納得できました。

手法がどうであれ

ですから。
これならそうなりますね。
この著書の内容自体、そうなんでしょう。
著者の顧客や初心者をターゲットにしていますから。
業界関係者でなければ騙せる内容です。

>お客さんのお金をふやすことが最大の使命であり責任だと思います。
残念ですが、「お金をふやすこと」が金融商品仲介業者、保険募集人の最大の使命ではありません。
本当に投資助言業行為を行っているようですが、登録をしていなければまた処分を受けますよ。
大丈夫でしょうか?

当ブログをお読みいただいている皆様

毎日、多くの方がこのブログをお読み下さっています。
この問題に気づかれた積立投資として変額を契約させられた方、
この問題を勉強されている保険募集人の方、
皆さんが声をあげない限り、被害者と被害額は大きくなるばかりです。

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