変わらない生命保険募集人の使い捨て立場

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100人辞めたら100人補充

非常に悲しいことですが、
生命保険業界は、生命保険募集人という仕事をしている人たちを「使い捨て」「駒」「カモ」としか見ていません。
この生命保険募集人という人は、最前線で保険の契約をメインとした営業をしている人たちのことを指します。
以下の東洋経済にあったデータを見て改めて思いました。


(出典)週刊東洋経済PLUS

このデータから見ると、
「43,310人退職したが、45,840人採用した」
という、一見、4万人ほどの定年退職者がいて、ほぼ同じ人数の新卒採用があったというイメージになりそうですね。
残念ながら違います。
定年退職者もいる”かも”しれません。
代理店へ移行した人も多いでしょう。
しかし、多くは
「何か月前か何年か前に中途入社してきた4万人が続けていくことができずに脱落し、新たに4万人が中途入社してきた」
というイメージです。

入社理由は様々でしょう。
●目先の収入欲しさに入社した
●夢のある収入体系に魅かれて入社した
そんなところかと思います。

しかし、毎年毎年この採用・退職の繰り返しは異常です。
生命保険は「人に対する保障」の商品です。
「人」がとても大切です。
ですが、
「人」を大切にしていませんね。

生命保険募集人として働く人たちのかなり多い割合は、パート感覚でしょう。


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