物価上昇「2%」と消費税負担増「2%」の違いは何なのか!?
こっちの2%上昇はいいが、こっちの2%上昇はいや。
論理破綻していないか、普通の思考で考えてみてはいかがでしょうか。
国民の大半が嫌がる消費税2%アップの増税効果は5.6兆円です。
●消費税8%から10%へ
消費税の負担額だけでは5.6兆円の税収増(軽減税率等により家計全体では2.2兆円)
一方、日銀が株価を支えている玉は年間6兆円です。
国民に5.6兆円負担させながら、6兆円という数字遊びをしていることになります。
6兆円は、上場企業の株式に流れていることになります。
その株式は誰が保有しているのか?
もう大半は外国人です。
もはや国民のためというよりは、外国人投資家のためになっているのではないでしょうか。
また、株価上昇を望むのは、その外国人株主の影響・意向を受ける上場企業の役員です。
彼らがいる団体は?
彼らが献金しているのは?
10月1日、バブル後27年ぶりの高値になった日経平均株価。
それが少し下がっただけで、日銀ファンドが買いを入れてきました。
10月5日から6営業日連続で703億円/日を買いました。
今日も買うのでしょうか?
日銀の数字遊びの6兆円は、売却した外国人投資家の本物のマネーに変わっていきます。
首相は、年金マネーについてもそうでしたが、日本国民向けにメッセージを発信せずに、常に外国人向けにメッセージを発信しています。
(ここは大きな問題です)
6兆円を株にぶち込むのなら、それこそ幼児教育・保育の無償化へのマネーにまわしたほうがいいのではないでしょうか。
であれば増税の必要がなくなります。
がしかし、外国人のためにそういうことはしないのでしょうけど。