50%の確率で200万円を手にするが、50%の確率で100万円の損をする。
この場合の期待値は、「50万円」です。
あなたは投資をしますか?
(・へ・)ん~・・・
そうですね。
悩みますよね。
普通です。
期待値がプラスだからといって、投資をしたほうがいいかどうかはわかりません。
なぜなら、
「200万円の得」よりも「100万円の損」を大きく感じてしまうからです。
これを損失回避性といいます。
人は、この損失回避性という性質を持っています。
同時に、たとえばサラリーマン投資家で自身が毎月働いて得るような給料やボーナスほどの金額が下落(または上昇)しても
「(・_・)」こんな顔や
「(・。・)」こんな顔のまま
の状況になることがあります。
これを感応度逓減効果といいます。
私たちFPは、このような人間の性質を理解し、また実際に人がどのような考えや行動をとっているかということについて、たくさんの経験値を積み上げながら日々のアドバイスをしていくようにするべきでしょうし、私自身はそれはとても大切だと思っています。