日経新聞電子版 Money&Investment
『高血圧でも通常の保険に加入 査定基準、緩和の動き』(1/9)
という記事がありました。
記事の冒頭に、
ということが書かれてあり、記事はそれについてつらつらと構成されていました。
>高血圧で治療中でも生命保険に加入できるようにした
となっています。
この書き方であれば、大部分の生命保険会社では加入できないと解釈できます。
しかしながら私の知る限り、もう何年も前から高血圧で治療中の方におかれましても”普通”に生命保険に加入できるようになっています。
他にこういうのもありました。
これが正しい情報であれば「部位不担保」ではなく「疾病不担保」と書くべきではないでしょうか。
そもそも、高血圧で部位不担保がつく可能性があると思っている保険関係者って、どれほどいるのでしょうか?
もしも高血圧で条件がつくとすれば、「部位不担保」ではなく「特別保険料」ではないでしょうか。
>死亡については原則、保障が受けられない
これは「保険金削減」「特別障害状態不担保」のことをいっているのでしょうか?
それは本当に一般的にあるのでしょうか?
(「特別障害状態不担保」に該当するとは思いませんが)
重要なのは、
「(年齢に対しての)数値」であり、服用中の「薬の種類」です。
そして、それは各保険会社で違うということです。
ここは最低限書かないといけないですよ、日経新聞さんは。
当記事を読み終わっての感想は、日経新聞で保険記事を担当する人は、「生命保険批判者・否定論者」とお付き合いし過ぎで、まったく不勉強なのではないでしょうか?
今回の日経記事は、10年以上は前の情報だといってもいいでしょう。
(*´Д`)