私はFPとして活動を行ってきて今年で20年目になります。
決して誇張ではなく、もう何千世帯というご家族、ご家庭、人を見てきました。
今回はその経験から感じている生命保険のことをお話します。
あくまでも私個人が感じていることです。
結婚後のファイナンシャル・プランニング
結婚。
女性の皆様は結婚するときに相手にどのようなことを求めましたか?
当然、結婚生活のカタチは人それぞれです。
ただ、女性の側(女性のご両親様含)から考えると、「結婚相手」に求める条件として、
を否定することはできないのではないでしょうか。
それが証拠に「離婚」原因も
であるということが大きいからです。
生命保険をかけたくないご主人
いろいろな家族があります。
私ももう何千世帯のご家庭のご自宅に「生命保険プラン」のお話で訪問してきました。
その経験から、夫(つまり男性)によって次のような違いがあります。
この「生命保険をかけたくないご主人」は、はっきり言って「男性側」の考え方にポイントがあると思います。
と
「僕が死んだあとのことは知りませ~ん!」
とでは、意味が違います。
このような「生命保険」をきちんとかけていない、かけてくれないご主人を持つ妻(女性側)は、人生設計に不安を抱えた状態になるでしょう。
私は「生命保険を考える」は「人生を考える」ことになると思っています。
ですので、「生命保険をきちんと考えない」ということは「人生をきちんと考えていない」ということにも通じ、結果的に、(生存時の)資産形成にも影響を与えるのではないかと思います。
間違ってはいけません。
誰も「若くして死ぬ」ということは思いたくないですし、思ってもいません。
もちろん保険の販売者側もです。
ただ、人生というのは誰にとっても一回きりです。
一回きりなので、このプランニングは大切になってくるんです。
その意味を理解しておくことが大切です。
夫(男性)にとって、一般的に生命保険の話というのは気分のいいものではありません。
いいえ、女性にとってもそうです。
ですので、生命保険の話はよく嫌われます。^^;
ですが、その生命保険の仕事はとんでもなく感謝される仕事なんです。
そうです、実際に保険金等をお届けする場面があるからです。
そのことを知っているから、そうなった場合のご家族のことを知っているから、
私はお伝えしているんです。
誰も離婚する前提で結婚なんてしない
近年、様々な理由により離婚される方たちも多いです。
下図は「生命保険文化センター」より
離婚原因はいろいろあるでしょう。
妻から見た離婚の原因として多いのが、夫が生活費を渡さないということのようです。
夫婦には生活保持義務があるため、夫(妻)が妻(夫)や子供に生活費を渡さないということは法律で許されません。
その視点で、生命保険を考えてみてはいかがでしょうか。
「離別」ではなく、「死別」の場合ということです。
生命保険料と投資にまわすお金
昨今、実務経験の少ないFP(プロフィールを見るとわかります)を中心にネットや書籍等で「生命保険を否定」し「投資を推奨」する傾向があります。
理由として考えられるのは、「保険」はどちらかというと”ネガティブ”なイメージが先行しますので、「保険をすすめると嫌われる」というのがあるのではないでしょうか。
逆に「投資」となると”ポジティブ”なカッコイイイメージがあるのではないでしょうか。
また、「投資」に関する話は不確実であり投資をする側の自己責任原則が働くため、売り手側やすすめる側は「催眠商法」的な非常に気持ち良いことを言いたい放題できるんです。
そのような風潮に影響を受ける若いご夫婦が増えてきている印象を受けます。
まず知っておいて欲しいことがあります。
*生命保険を否定して投資をすすめる話は、生命保険料を奪いたいだけです。
*あなたやあなたのご家族を経済的に守れるものは何かを考えてください。「給料」以外に。
生命保険は夫としての責任のひとつ
女性の皆さん。
生命保険を家族のためにきちんと考えて加入する夫とそうでない夫がいたとした場合、自分の夫はどちらがいいですか?
男性の皆さん。
奥様のご両親様に言えますか?
「生命保険なんて適当に入っています。」
「生命保険は入っていません。」
と。