払済前提の変額有期保険説明のセールスはデタラメ!!
最近、当ブログへ辿り着いたキーワードの中に
変額有期保険 払いどめ
このような言葉が増加してきています。
つまり、変額有期保険を月払で契約、10年(解約控除期間)を過ぎたときに払済保険にし運用すればいいというセールストークがされているということでしょう。
これらから想定される「教育資金づくり」の説明は、こうです。
or 10年分「前納」しましょう!
10年たったら、もう払わずにそこで「払済保険」に変更して運用しましょう。
この商品は「払済後」そのまま特別勘定で運用できるのでとてもいいんです!!
そうすると、お子様の教育資金として資金がこのぐらいになっていますよ!!
このようなめちゃくちゃなセールストークが炸裂しているようです。
もう何人にも聞きました。
そして、あなたに保険設計書の払済シミュレーションをした解約返戻金の「7%」の欄に記載されている金額を見せてイメージさせます。(洗脳です)
このようなセールストーク・説明であれば、保険業法違反です。
もちろん、金融商品取引法違反です。
このようなセールストークをしている保険募集人が全国的に増加しているようです。
危ないです。
お客様はもちろんですが、業界が!!
このような
「変額有期保険を払済にして運用」
という説明を信じて契約をされた方は、もう一度説明を受けましょう。
その際、ICレコーダーで録音を行いましょう。
契約の取り消しが、金融ADRまでもつれ込んだ場合に重要な証拠になります。
しかし、騙されるほうも騙されるほうです。
生命保険会社が貯蓄性の商品に対してどのような状況になっているかご存知でしょうか?
最近で言いますと、マイナス金利がどうだこうだといって、生命保険会社が一時払終身保険(保険会社が運用の責任を負う)を販売停止や予定利率の変更(1%以下)をしていっている世の中です。
そのような状況にしていかざるをえない生命保険業界がつくっている「変額保険」で、7%だの10%だのという話を信じるほうも信じるほうですよ!
冷静に考えてください。
あなたに
「7%の運用でこうなるんですよ!」
とかいう”うまい儲け話”がきたら簡単に信じますか?
それが変額保険なら信じられますか?