変額有期保険、まるでウィルスのように蔓延している

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ウィルスに感染させられていっている

(((( ;°Д°))))
ウィルスとは、積立投資として「変額有期保険」をすすめられている確率が急上昇というものです。
なんと!
昨日の午後、東京にお住いの女性の方から下記枠内の内容のお問い合わせ電話がありました。
(タイミングばっちり?^^;)

〇〇〇(変額有期保険)をすすめられていまして大丈夫なのかどうか不安になって・・・
資産形成をしたいと思って相談したところ、全く違う保険代理店の3社が3社とも「これです!」と言っていましたので入ろうかなと思っていたんですが、ネットで調べてたらブログを読んで心配になって電話しました。

私 「設計書の解約返戻金表をご覧になられましたか?」
女性 「はい」
私 「一年目のところは(7%であろうと)ゼロになっていませんでしたか?」
女性 「はい」
私 「そのような状況は、”暴落”とか”下落”とかいう水準ではありません。ただただお金がなくなるんです。」
女性 「はい」
私 「それは投資ではありません」
女性 「はい」

投資初心者である女性の多くは、この「シンプル・イズ・ベスト」なことに気づいていません。
これは、高齢者をはじめとした詐欺被害にあう方と同じ感覚だといえます。
”見るポイントがわかっていない。”
お電話の女性はこのようなことを言われました。

女性 「60歳や65歳に近くなると、ふえていました」

このような感覚は、典型的な詐欺にあうパターンです。
ずっと先にバラ色の未来が来ると信じてしまっている。
「楽園への案内パンフレットを見ています。目の前にレールが敷かれていないのに、です。」
明らかに”洗脳”されてしまっているということです。
業界あげての洗脳です。(3社が3社とも同じことをすすめるというデタラメ)

「60歳や65歳に近くなると、ふえていました」
”定額”保険の設計書を見ているような言葉ですよね。
これなんです。
販売員が、「預金頭」「定額保険頭」でリスク性商品のことを語っているんでこうなってしまうんです。
そう。
想定リスクゼロの期待リターン5%とか7%で長期積立投資の複利運用のデタラメ話です。
(多くの積立投資話はこの感覚です)

保険代理店に積立投資のことをすすめられたお客様の多くは、積立投資を投資ではなく”預金”のように思ってしまっています。
もうそれだけで「罪」ですよね。

女性 「実は、今日これから販売業者にあうんです」
私 「(話をすすめると)後悔すると思いますよ」
女性 「はい」

この販売手口は、本当に全国的に集団訴訟をしないと解決しませんね。
過去の投資詐欺を勉強しましょう。
マンションの杭打ち問題を参考にしましょう。
ホテルの食品偽装問題を思い出しましょう。

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