手数料のために嘘をつく それは詐欺と同じ行為
変額有期保険について、全国各地からお問い合わせの電話やメールがあります。
保険会社は変額保険という特定保険契約商品を扱う保険募集人に対して、しっかりと教育をするべきです。
ひどすぎます。
はっきり言って、平気で嘘をつく保険募集人が多いです。
彼ら彼女らの特徴は「お客様のお考えありき」ではなく、「変額有期保険販売ありき」です。
最低な行為です。
私から言わせると、”詐欺師養成ギプス”のような感じですね。
為替の影響が嫌なら「変額有期保険」です???
貯蓄性の保険を希望されたお客様に対して、ドル建終身保険をすすめた保険募集人。
「リスクはないんですか?」とお客様。
「この保険商品は、為替の影響を受けます。それが嫌なら、こちらの商品をおすすめします。」
でてきた商品が変額有期保険です。
「この商品は為替の影響を受けません」
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本当に知識のない保険募集人がFP資格をチラつかせて困ったものです。
同じようなことを言っている保険募集人がたくさんいます。
変額有期保険は銀行でバカ売れです???
「銀行でバカ売れしています!一日でも早く加入して運用していきましょう」
どこの銀行で売れているのでしょうか?
そもそも銀行で取扱いしているのでしょうか?
いいえ。
残念ながら嘘です。
嘘のセールストークで販売しようとしています。
詐欺師ですね。
詐欺と変わらない手口
催眠商法という詐欺の手口があります。
保険代理店が、変額有期保険を販売する目的に行っているマネーセミナーやマネースクールは、まさに催眠商法ですね。
以下、警視庁のウエブサイトより
≪催眠術のわな≫
A子さんは、買い物に出掛けました。
商店街で配っていたチラシを手にとると、そこには、輸入化粧品が無料でもらえると書いてありました。
彼女が早速チラシに書いてある場所に行ってみると、すでに30名ほどの人が集まっていました。そこでは司会者が、集まった人に化粧品のサンプルを配りながら「皆さん、今日はラッキーですね」とか「ここに来た人はみんないい人」と言いながら手を挙げて「ハイ」と声を出す練習をさせていました。
≪悲劇の始まり≫
ここからが悲劇の始まりです。
司会者が手にした品物を「通常千円のところ今日はなんと百円、欲しい人」と大声で言い、練習したとおりみんなが大きな声で「ハイ」と返事をしていきます。中でも元気の良かった奥さんに「気に入ったのでタダであげよう!」と言ってあげたりしていました。
これを何回か繰り返すうち、会場全体が、早い者勝ちで、この場で買わないと損をするような雰囲気になっていきました。
≪落とし穴≫
そして遂に「羽毛布団、通常40万円のところ今日は半額!」との司会者の声に、A子さんは催眠術でもかけられたように大きな声で「ハイ」と手を挙げてしまいました。
はっと金額の高さに気付きやめようとしましたが、「分割払いでもいい、他のお客さんが次の品物が出るのを待っているんだ」などと迫られ契約書にサインしてしまいました。
それ以降出てくる品物はすべて高いものばかり、何か買わないと帰れない雰囲気になっていたのです。
いかがでしょう?
これを保険代理店が行っているセミナー商法に重ね合わせてみましょう。
②場所は、きれいなホテルやセミナー会場
③不安を煽る
④バラ色の未来が来るかのように気持ちいい話をする
⑤集団催眠のあとに、個別に商品ありきで勧誘する
⑥セミナーの目的と勧誘商品に大きなかい離がある
まさに催眠商法です。
保険募集人にとってもある意味ハイリスク・ハイリターンの変額販売
この積立投資としての変額保険勧誘問題は、発覚すると大きな社会問題、訴訟問題となるでしょう。
損害賠償請求をされた保険代理店や保険募集人は、自己破産する可能性があります。
ハイリスク・ハイリターン商法です。
いまのところ、泣き寝入りの契約者たちが多いようですので、ハイリターン状態ですね。
騙されたことに気付いた契約者の皆様が行動を起こさないと何もはじまりませんし、終わりません。