「いつかはゆかし」を超えるFP会社・保険代理店がいた!

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日本のFPは机上論者ばかりで信用できない存在か!?

「毎月5万円、30年の積立投資で1800万円が1億円に!!」

これは「毎年10%」で運用できた場合の話です。
(平均ではなく、毎年10%です)
この誇大広告で行政処分を受けた「いつかはゆかし」問題
は記憶に新しいところでしょう。
多くのFPたちが絶賛・推奨していたものです。
(デタラメな机上論者が多いというのが証明された一件でした)

しかし、これと同じか、それ以上のことを言っているFP会社(保険代理店)があります。
なんと書籍で書いていました。
先日、図書館で見かけて画像に撮っていたのですが、記事にするのが遅くなりました。^^;
次のようなことが「できる」と書かれていました。
もう驚愕です。

「毎月5万円、10年の積立投資で600万円が1100万円に!!」

これは「毎年11%」で運用できた場合の話です。
そして、これが3回繰り返せると言っています。
ということは、

「毎月5万円、30年の積立投資で1800万円が1億3千万円に!!」

と言っていることになります。

詐欺のようなシミュレーションを平気で書籍にするFP

論理矛盾と論理破綻している部分があります。
こういうことが書かれていました。
30歳の人が毎月5万円、30年積立投資をして、70歳時点で1億円になるというシミュレーションです。

「30歳の人が毎月5万円、10年の積立投資で600万円が1100万円になります!!」「利益確定して、その後30年5.4%で運用します」

「次の10年も毎月5万円、10年の積立投資で600万円が1100万円に!!」

「利益確定して、その後20年5.4%で運用します」

「次の10年も毎月5万円、10年の積立投資で600万円が1100万円に!!」

「利益確定して、その後10年5.4%で運用します」

「結果、30年毎月5万円の積立投資で1800万円が3300万円に!!」

「10年ずつ利益確定した分が、70歳(30年後)時点では7060万円になっています。合計1億360万円。」

リスク(ブレ)もなにもなし!
投資なのに固定金利の説明です。

≪ 矛 盾 ≫
積立投資では「毎年11%」でできるというシミュレーション。
利益確定した一時金投資は「毎年5.4%」というシミュレーション。
同じ期間の話で、「11%」と「5.4%」です。
利益確定した一時金投資を「毎年11%」のファンドに入れておけばいいのに、そうなっていません。
論理矛盾であり、論理破綻です。

思うのですが・・・
このような話と過去にあった投資詐欺との違いはなんなんでしょうか?
同じだと思います。
けっきょく、このような大風呂敷を広げてカモ投資家を信用させ、投資信託で資金を集めて結果的に巨額な「信託報酬」(+販売手数料)を得ているわけです。
結果をだせない場合、”詐欺師”と言ってもいいのではないでしょうか?

それにしても”カモ投資家”もカモすぎます!
┐( ̄ヘ ̄)┌
特に、高齢者は自分よりも年下の人間が言っていることを簡単に信用しすぎではないでしょうか?
高齢者の皆様は自分よりも「生きてきた年数」が全然違う社会経験が浅いFP資格保有者に騙されまくっています。
うまい話に弱いということです。
投資を知らない、ゲームやギャンブルだと思っているのでしょう。
日本人(特に高齢者)にとっての投資は「道楽」ですね。
ε=(。・д・。)
呆れます。

投資を必死にすすめるFP資格保有者は詐欺に近いことを平気で言う

しかし、FPってあやしい存在です。
まともではないでしょう。
FP資格保有者って何者?
あなたはファイナンシャル・プランナーって何者だと思います?

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