産経新聞(2・20)
『マイナス金利→困難な運用 保険料値上げ→生保苦境 』より
生命保険会社をはじめとした金融機関が日銀のマイナス金利政策の影響を受けてきている情報がでてきていますね。
それは日本国民が影響を受けることにほかなりません。
思い出してください。
バブル崩壊後、銀行・保険・証券会社が次々に破たんしていきました。
適格退職年金や厚生年金基金もボロボロになりました。
そしてデフレも長期間になりました。
なぜそうなったのでしょうか?
それは、過去に「無理な」「ムチャな」「無謀な」政策を行ってきたからでしょう。
結果的に、日本国民が影響を受けたということです。
ツケは全て日本国民です。
客観的に見て、アベノミクスは安倍政権を支えることになる経済人「=有価証券をはじめとした資産を大量に保有している資産家たち」の方を向いた政策になってしまっています。
アベノミクスによる「無理」「ムチャ」「無謀」な政策が、将来日本国民(自分たち)に刃を向けてしまった場合、待っているのは”地獄絵図”です。
アベノミクス(=日銀の政策)は金融システムを破壊していっています。
基本ですが、金融機関(銀行・保険・証券)があってこそ経済活動は順調にすすむんです。
金融システムがおかしくなってしまうと、その影響ははかりしれません。
黒田東彦日銀総裁は「期待」に働きかける政策を行ってきていますが、黒田総裁と岩田規久男日銀副総裁は残念ですが”嘘つき”です。
嘘つきは、一時が万事で信用できる存在ではありません。
「銀行(金融)は信用が一番」だと、『あさが来た』でも言っていたでしょう。
弊社では昨年、50歳以上の方々に対して、退職金や金融資産を溶かさないように「警告」する意味も込めて、ブラックマンデー~アベノミクス(その当時)までの株価やその経済背景の歴史を振り返ったコンテンツを含めたセミナーも行いました。
人は忘れやすいです。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
ということを再確認してもらいたがために。
歴史は繰り返す
肝に銘じておきましょう。