証明された!投資をすすめる業者側が煽るインフレ話は情報操作①

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金融機関は、あなたを儲けさせる、ではなく、あなたから儲ける

私のブログや弊社セミナーでは、インフレ不安を煽って投資をすすめる話は、投資をすすめる金融機関(販売業者)側の情報操作・情報加工であり、それを理由に投資をするのはやめたほうがいいと言ってきました。
間違いなく、”カモ”になるからです。
事実、そのような業者にカモられている方が大勢います。
ウソの情報を使って投資をすすめる業者の話に乗ってうまくいくわけありません。
そのような業者は、お客様を「まるい客=カモ」としか見ていないからです。

インフレに対応するために投資って・・・

投資をすすめる金融機関(販売業者)側がインフレ不安を煽る根拠は、いつも「ある特定の商品の価格変動」についてです。
たとえば、

ハガキ、いま52円ですよね。私が子供の頃は10円でした。つまり、価格が5倍になったということです。


このようなことです。
「ある特定の商品の価格変動」、それも値上がりしたもののみを強調した手法です。
同時期に値下がりしたものもたくさんありますが、それは無視
不誠実すぎますが、業者側は正確なデータを使用するのではなく、”感覚”みたいなもので”洗脳”していきます。
100歩譲って、ミスリードのためなのでそこは目をつぶったとしても、それでも必ず言わなければならないことがあります。
何か?

同時期、賃金はどのようになってきていたんでしょうか?


という点です。これは必ず言うべきです。(言うとインフレ不安を煽れなくなりますが)
ほとんどの金融機関がインフレについて語ったもの(ネット上に公開されているものやパンフレット)には、賃金上昇については語られていません。(※金融機関の給与水準は高い)
賃金上昇と物価上昇との推移比較を表示しないのは、マンション不正問題と近いところがあります。

弊社セミナーで、インフレ不安についてのデタラメを実証する際は、

定期預金金利と物価上昇率の推移を比較したグラフはもちろんですが、その間の大卒初任給の推移もご覧いただいております。
そうすれば、過去、本当に定期預金が物価上昇に弱かったのかどうか、物価上昇で生活苦になったのかがわかると思います。


さらに、過去からわかる事実として

物価が高い時代は、預金金利も高くなる。同時に、借入金利となる住宅ローン金利や教育ローン金利等も高くなる。
物価が低い時代は、預金金利も低くなる。同時に、借入金利となる住宅ローン金利や教育ローン金利等も低くなる。


という物事や情報の正確な見方もお伝えしています。
残念ですが、日本人は今の情報化社会において、多くの情報の中から”自分にとって必要な情報”を選別する力が弱いです。

大企業を信用する。
多くの人が言っていることを信用する。
多くの人がしていることを信用する。
そのような日本人心理がマーケティングがされていることもあり、悪徳業者が儲かる世の中になっているのかもしれませんね。

このようなデータについて、情報操作したり、マンションの杭打ち問題と同じで改竄したりしていたらどうなると思いますか?

あなたの人生は一回だけです。
あなたから儲けることしか考えていない業者を信用してしまい、大切な資産を失うことがないように気を付けましょう。

いつの時代も同じです。
投資をすすめる業者は、インフレだろうがデフレだろうが、あの手この手で投資をすすめてきます。
いまはこういうパターンもあります。
「親の時代は投資をしなくても良かった。ただ働いて預貯金すれば良かった。」
などという親の世代をある意味バカにしたことを言って投資をすすめています。
間違いなく、親の世代も投資をすすめられていました。それをしたか、しなかっただけです。
親の時代と違うのは、いまは「銀行」や「保険代理店」までもが投資をすすめているということです。


少し話がそれました。
次回、
投資をすすめる金融機関(販売業者)側が煽るインフレ不安は、やはり”情報操作”だということが証明されたことをお伝えいたします。

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