「教育資金を投資で」なんて話を信用してはいけない

Pocket

教育資金!計画した時期、金額を確実にお届け

過去、私がご案内した学資保険。
毎月のように満期がおとずれてきます。
あれからそれほどの年数が経過したのかと、契約当時を思いだします。

たくさんの方々に学資保険の満期保険金をお届けしています。
この満期保険金をお渡しする場面、お客様の資産は確実にふえています。
今月も満期保険金のお届けがあります。

15年以上前にお客様(ご夫婦様)とお話しながら計画した教育資金。
計画した準備時期、計画した準備金額を確実にお届けできています。
教育資金準備の実行ではなく、教育プランの本当の実行ができています。
私の仕事の誇りの一つでもあります。

資産形成はまず”残す”!特に、教育資金は”ふやす”ではなく”残す”

さて、それでは教育資金準備についてお伝えいたします。
18年間、毎月1万円の積み立てをしていくとします。

年間12万円×18年=216万円


たとえば、1%複利運用をしていくと、約237万円になります。いくら増えたかと言いますと、

237万円-216万円=21万円


返戻率でいうと、109.7%。この増加した金額を「少ない」と平気で言うFP資格保有者がいます。
彼ら彼女らは投資による資産形成が簡単にできる、誰でもうまくいくものと思っているようです。
21万円は18年間の増加分となりますので、1年あたりの増加は「11,666円」となります。ひと月あたりの増加分は「972円」です。

わかりますか?

毎月1万円積み立てを「1%」の堅実・確実な商品で資産を”残す”ことができる人が、自分で毎月「972円」の貯金をすれば、それだけで約2%の複利運用と同じような結果を残すことができます。手数料なんてかかりません。 
「1,944円」の貯金をすれば、それだけで約3%の複利運用と同じような結果を残すことができます。

 
言い換えれば、毎月1万円積み立てをしようとした場合、1万1千円にすれば、1万2千円にすれば、それだけで大きな効果となるわけです。
頑張って2万円拠出している人は、1万円拠出しようとしたよりも(1万円拠出している人よりも)「倍」の効果をはじめからだしているんです
それにより、何かを節約したりしていることでしょう。頑張っていることでしょう。
これが”ファイシャル・プランニング”です。
これが”資産形成”です。

まず稼ごう!次に残そう!

よく「保険なんかで貯蓄するのはアホや」みたいなことを言う机上論者がわんさかいますが、残念ながら「数字」しか「商品」しか見えない人にはわからない世界だと思います。
保険を使って貯蓄している(できる)人は、「他」でもきちんと貯蓄しています(できます)。
結果的に家計の資産形成ができていきます。それが人の生活です。

よく「積立投資5%で」とかなんとか言う人(FPや投資をすすめる販売業者)がいますが、じゃあそれにかかる手数料は何%やねんと聞くと、意味がわからなくなる人がいます。
(驚くべきことですが・・・)

先日、教育資金を変額保険でというデタラメな業者の話も書きました。
是非、読んでください。
当ブログでは積立投資の本質を書いてきていますが、「積立投資5%で教育資金を準備しましょう」とか平気で言うFP資格保有者らには、こう言ってあげましょう。

「それが誰にでもできるのなら、あなた自身がカネ借りてやればいい。それができた(できる)なら、あなたがファンドでもこしらえて、私たちには元本保証になる金融商品(きちんと手数料払いますから)をつくってください。私たちを実験台にしないでください」


20代、30代、40代の働き世代で、かつ子育て世代の皆さんは、教育資金の準備を「投資」で行おうと考えるのではなく(思わぬストレスがかかり、実生活に影響がでる場合があります)、まずは「堅実・確実なもの」を使ってきちんと教育資金の必要最低限を残すようにしましょう。そして自分たち(夫婦)の家計の稼ぐ能力をあげていきましょう。それだけで十分準備していけることになります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする