確定拠出年金の年平均利回り10%以上

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2014年3月末現在の私自身の「確定年金拠出年金」の運用状況のお知らせが運営管理機関から届きました。
今回はそれをベースにした内容です。

年平均利回り10%以上

2014年3月末時点の年平均利回りは10%以上となっています。
ちなみに昨年末も10%以上でした。
この実績は、手数料を差し引いたあとのものです。

ポートフォリオについて

私の確定拠出年金のポートフォリオとしては、4つのファンドに分散投資をしていますが、 そのうちの2つは「日本株式」へのファンドとなっています。
アベノミクスで「日本株式」の比率が他アセットクラス(資産配分)よりも大きくなっていると思われるかもしれませんが、そうなってはいません。
「日本株式」アセットクラスは、当初比率よりも下がっています。
つまり、他のクラスの方が良いということです。
ちなみに、バランス型(パッケージになったもの)になっている商品へは投資していません。

リバランスなんて必要なし?

「リアロケーション」や「リバランス」などと言って、積立投資をしている人に対して、”売って買って”をすすめているFPたちがいます。
これは”おかわり営業”(=手数料稼ぎ)のなにものでもありません。
※確定拠出年金は、多くの手数料がほとんどかかりません。(益税も繰り延べ)

投資をする皆さんに、長期投資と言いながら2年や3年(早ければ1年)で「ポートフォリオのバランスを整えるために」とご尤もなことを言って、売り買いをさせている販売業者(金融商品仲介業者、保険代理店)がいます。
本当にバランスが崩れた場合、たとえば、ある「資産クラス」だけが大きくマイナスになってしまった場合などは、そのポートフォリオ、ファンドをすすめたのがFP(金融商品仲介業者、保険代理店)であるなら、まずそのFPは謝罪(仕事としては言えないかもしれませんが、人としてはするべき)をしないといけないでしょう。
「私が下手でしたから」「私がわかっていなかったですから」と。
いつも言っていますが、投資をすすめる側には謙虚さが必要です。
現在のように、ある意味謝罪もしない、そして新たな手数料稼ぎをするためにしている彼らの手法では投資家の資産は増えないと思います。

こういう場合は、担当者を変更するべきですね。
皆さんは他の分野で不満や不信があった場合に、たとえば・・・
医者を変えようとしませんか?
美容院を変えようとしませんか?
その店を変えようとしませんか?
FPも保険代理店も金融商品仲介業者も変えればいいのです。

FPはファイナンシャル・プロフェッショナル

私は、ファイナンシャルプランナーという資格を保有していますが、私のFPという資格の意味は、ファイナンシャル・プロフェッショナルだと思っています。
つまり、プランナーではなくプロフェッショナルです。

プロは、老後の資産形成のためのリスク性商品への投資商品が「積立投資信託」や「変額終身保険」「変額有期保険」なんて言いません。
まずは、「確定拠出年金」です。
これを言わないFP資格保有者はトンデモ論者だと思います。
特に、「変額終身保険」や「変額有期保険」が老後資産形成のためになるリスク性商品なんて・・・

私は保険代理店をしている保険募集人(兼金融商品仲介業者)です。
今年で18年目になります。
生命保険については、そのへんのFP資格保有者よりも知識も実務も経験値は高いと思っています。
「変額終身保険」もたくさんご契約をいただいておりますし、「変額終身保険」の死亡保険金手続きもしてきています。
その私が何度も言っています。
「変額終身保険」「変額有期保険」は、”保障”のための商品です。

保険商品、一時払よりも月払?

運用(貯蓄性)が目的の貯蓄性の保険商品への契約、「一時払」と「月払」、どちらが良いと思いますか?
もちろん「一時払」です。

では、同じように運用(貯蓄性)が目的の変額終身保険はどうでしょうか?
「一時払」と「月払」、どちらが良いと思いますか?
これももちろん「一時払」です。
これが「月払」がいいと言っている保険代理店がいるそうです。
理由は、投資をしていくので月払がドル・コスト平均法になるからだということです。

残念ながら、「手数料稼ぎ」と言われても仕方ないでしょうし、変額保険商品を投資信託と同じものだ勘違いしているのかもしれません
販売する側が勉強不足で商品を誤認し、結果的にお客様に対して誤認させる商品を販売しているのかもしれません。
変額保険商品には、”責任準備金”が必要です。
この責任準備金が積み上がらない状況で、運用結果なんてついてくるわけありません。
本当に知らないのか?
知っていて騙しているのか?
ひどすぎです。

本気で変額保険を投資目的ですすめているなら、「一時払」で様々なコストを抑え、スイッチング(無料)をしながら保険料累計と解約返戻金をはやくトントンにするのです。
「月払」で契約をすると、延々解約返戻金は保険料累計を上回りません。
ドル・コスト平均法?
変額保険でそのようなことを考えていたら、保険料累計を解約返戻金が上回ることなんて・・・
変額保険の予定利率の意味を勉強してほしいですね。

資産形成は順番が大切

私は日本人の資産形成は順番が大切だと言っています。その順番とは、下記①からです。
①仕事
②公的年金
③堅実・確実な商品
④確定拠出年金
⑤投資信託


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