アベノミクス相場の日経平均、ついに含み損。投信のドル・コストはどうだ?

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日経平均、アベノミクス相場の平均買いコスト割れ!

日本経済新聞(2/11)より

10日終値(15,713円)は「アベノミクス相場」の平均買いコストを割り込み、この間に株を買った投資家の多くが含み損を抱えている計算になる。

アベノミクス相場は野田佳彦首相(当時)が衆院解散を宣言した2012年11月14日が起点。そこから今年2月10日までの3年3か月の日経平均を平均すると15,860円になる。これはアベノミクス相場で市場全体を買ったと仮定した場合の平均的な買いコストを示し、10日の日経平均はこれを下回った。

投資信託のドル・コスト平均法の結果はどう?

私が試算した「日経平均株価指数」を使っての毎月ドルコスト。
≪ 2012年12月末終値~2016年2月10日終値 ≫
損益率「100%」です。
つまり、利益なしです。(コスト考慮なし!!)

私が試算した「さわかみ投信」を使っての毎月ドルコスト。
≪ 2012年12月末終値~2016年2月10日終値 ≫
損益率「102%」です。

私が試算した「セゾン バンガード・グローバル」を使っての毎月ドルコスト。
≪ 2012年12月末終値~2016年2月10日終値 ≫
損益率「104%」です。

私が試算した「ひふみ投信」を使っての毎月ドルコスト。
≪ 2012年12月末終値~2016年2月10日終値 ≫
損益率「118%」です。

私が試算した「eMAXIS バランス(8資産均等型)」を使っての毎月ドルコスト。
≪ 2012年12月末終値~2016年2月10日終値 ≫
損益率「101%」です。

私が試算した「世界経済インデックス」を使っての毎月ドルコスト。
≪ 2012年12月末終値~2016年2月10日終値 ≫
損益率「97%」です。(販売手数料考慮なし!)

投資はゲームではないのですよ

このような結果、きちんと把握しましょう。
投資って「ゲーム」じゃないですよ。
「含み損」
「含み益」
あなたは何のために、誰のために投資をしていますか?


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