同じ投資対象・同じ株価・同じ基準価額でも人によって価値が違います。
購入単価によって損益額が違うから。
そもそもの全体投資額が違うから。
また、
同じ投資対象でも自分の感情によって、その時々で価値が違ってしまうことがあります。
時価が投資元本を上回っていることにより、もともとの投資元本ではなく、時価を基準にするから。
時価が投資元本を下回っていることにより、もともとの投資元本ではなく、時価を基準にするから。
それにより、「リスク回避」「リスク選考」それぞれ変わっていきます。
この基準になる分岐点をリファレンス・ポイント(参照点)といいます。
つまり、リスク許容度とかいっても現行の投資状況で変わってくるということです。
プロスペクト理論を知っておくことは重要で、人は”リファレンス・ポイント(参照点)”からの変化で物事の価値を判断する傾向があるということです。
人間は相対的(何らかの基準)な変化に反応する
(出典)jigokuno.com/