契約の取消に向かって保険会社との戦いはじまる
契約から時が流れたある時、ご自分の契約が思っていたのと全然違うことに気づいたご相談者は、近くにある複数のFP・保険代理店にて内容の説明および相談をされたとのことでした。そこでは
(契約している)死亡保険金、月額保険料が尋常ではない(あまりにも高額すぎる)
その営業に騙されたのではないか
その営業はあまりにも酷い
いま大きな損にはなるが、今後続けるよりは早くやめたほうがいい
このような声だったとのことで、その相談した先々で説明を受けた内容から導き出された結論が
とのことです。
相談された先々でのアドバイスは辛い現実を知ることになります。
まだ払済保険にもできないから解約しかない
ご自分がとんでもないことに巻き込まれたという認識をされたとのことでした。
そこでご相談者は「なんとかしないと」(≧△≦)という一心で、ネット(当ブログではない)で私の存在を見つけることになり、見つけるやいなや電話をかけてこられました。
私とご相談者はとても距離の離れた地域で、ご相談者はどこ(どのような団体、どこの地域)に電話したかもわからず、とにかく専門家に相談したいといった必死の思いからの行動でした。
内容を伺った感想は正直「ひどい・・・ひどすぎる・・・」でした。
その保険募集人が所属している保険代理店名を聞いたとき「あ~、そこですか・・・」
・・・・・・・・・・・・・・。
そういう感想でした。
私はそれでどうされたいかを尋ねました。
先に相談されたところでは「解約」という方法しか案内されていません。
(残念なことに、契約の取消という方法を案内する・案内できるFP等はなかなかいません。実務歴がないからでしょう。)
解約はそれまでに支払った大きなお金(今回のケースは数百万円)を簡単に失うことになります。
虚偽・不実等で勧誘され騙された結果、なぜ諦めないといけないのでしょうか?
私は
「エネルギーがいりますが、戦いますか?」
と意思確認をしました。
ここから、保険会社に対して契約の取消に向けてのアクションを起こすことになりました。
まず何からはじめるのか
私はご相談者に次の2点をお伝えしました。
②「今月の保険料をとめる連絡をしてください」
いくら日々コンプラ研修していても(やっているだけ)
いくらHP上で素晴らしいことを掲げていても(お題目だけ)
デタラメなことをしている組織はダメダメだということが分かります。
結局、そこにいる「人」がダメなんですよね。
「法令を知らない素人と法令違反の初心者」があの手この手で消費者を煙に巻こうとたくらんでも、「プロ+正義」には通用しません。勝てません。
ハッキリ言って「法令違反の初心者」は金融業界での能力は低いです。
あなたに今回の内容にあるような違法行為で商品をすすめた(すすめている)者は端的に言って違法業者です。
業界問わず、違法業者と付き合っていくと、またそのような癖をつける(それでもこの人は根はいい人だろうなどと思って付き合いをやめない)と、最終的には身ぐるみはがされます。
それもあなたが気づかないうちにです。
違法業者にそのまま商品販売させている大企業(今回は保険会社)は顧客など見ていません。
見ているのは、数字だけです。
従って、騙された側は戦わないといけません。
あなたが一生懸命働いて得た大切なお金ですから。
相手は、所詮保身優先のサラリーマンです。
続く・・・