都道府県別の1 世帯当たり純貯蓄額

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都道府県別の1世帯当たり純貯蓄額(平成28年・二人以上の世帯)

日本FP協会HPより

「家計調査」(総務省統計局)より、1 世帯当たり純貯蓄額(貯蓄から負債を差し引いた正味の金融資産)を都道府県別に示しています。
貯蓄は、金融機関への貯蓄(通貨性預貯金、定期性預貯金、生命保険、有価証券など)と金融機関外への貯蓄(社内預金や勤め先の共済組合などへの預貯金など)の合計です。
また、負債は、金融機関及び金融機関外(勤め先会社、親戚・知人など)からの借入金の合計です。
データは、各都道府県庁所在市(東京都は23 区)の二人以上世帯の調査結果です。



(出典)日本FP協会

トップは神奈川県、最下位は沖縄県

貯蓄額、純貯蓄額ともトップは神奈川県です。
2位は、奈良県。
3位は、兵庫県。

先日の
老後自己資金が何千万円必要説、過去のシステムの否定に等しい
でも書きましたが、上記表が日本人の市井の人々の貯蓄力です。
平均で見ると、3千万円以上という数字は見えないですね。

ここで自分自身に問いかけてみましょう。
あなたは、学力やスポーツ競技力、仕事の能力等でずば抜けた結果をおさめてきましたか?
また、
いまの現役世代の人々の多くが、これまでの多くの先輩方の学力、スポーツの記録、仕事の成果等を超えていけると思いますか?
それには
運や才能が必要だと(必要だったと)思いますか?

そのような視点を持つと、「お金」についても見えてくるものがあるのではないでしょうか。
つまり、老後資金3千万円や5千万円必要などという情報は、あまりにも現実を無視し、軽々しく言い過ぎなのではないでしょうか。

あなたの生活、あなたのご家族の生活を守るのは、あなたです。
金融の世界は、自分の仕事のために無責任なことを平気で言う人が結構多いです。
そのような無責任な声にあなた自身の生活のペース、あなた自身の資産形成のペースを乱されないようにしましょう。

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